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天狗ハムの社名はなぜ、天狗中田産業♀博ョ会社なのでしょうか。 それは「命を扱うものとして最後までの責任を持つ」という天狗中田の信念に基づいています。天狗中田は、ハムやウインナーを製造しているだけの企業ではなく、創業時から「副産物の有効活用」を積極的に手がけています。「天狗中田産業」という社名は、社会に広く関わりを持っている証でもあるのです。
天狗ハムの創業者である中田岩次郎の言葉に「どんなものでも粗末に扱ってはならない。 感謝し、活かして使うべきだ」とあります。これは父岩次とともに天狗中田の基盤を築いてきた岩次郎の言葉で、 今日へと続く、天狗中田産業の企業としての在り方を説いたものでした。 「骨や脂、内臓にいたるまで、すべてを有効に活用してこそ存在価値が高まる」と考え、それを実践したのです。
 
※レンダリング…直接食用にならない骨や脂、内臓などの未利用部分を加熱処理することで、食用油脂や飼料用油脂、ペットフード原料や飼料原料などさまざまな分野で有効活用できる製品につくりかえることです。
天狗ハムの信念を実践しているのがレンダリング≠行っている畜産化学部(才田工場)です。
精肉の過程で出る骨や脂など、食用にならない部分を集荷し、加熱処理することで新たな価値ある原料として有効活用しています。 この仕事は食肉産業を支えるとともに、循環型社会の一役を担っています。 自社収集車で北陸三県の食肉センターや食肉卸売市場、精肉店から副産物を集荷し、鮮度が落ちないうちにレンダリングします。 手作業できめ細かく選別し、専用ラインで製造することにより品質の高い商品を製造しています。
 
◎BSEに関する特定危険部位等は分別管理し、適切に取り扱っています。

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